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11月園だより

地域の東小学校と西小学校の行事があり、見学をさせていただいた時のことです。東小学校創立30周年学習発表会は、どの学年も自分たちで調べたことを堂々と発表していて、聞いていてとても気持ちの良い発表会でした。全学年「地域に感謝をする」のテーマで、5年生は地域にあるなえば保育園との交流から感謝を伝える内容のものでした。ぶな組と交流することで、小さな子どもを知り、何をしてあげられるのかを考え、来年1年生で入学して来た時のことまでを見据えての発表内容でした。一人ひとりが主体的に考え、取り組んでいることが伝わり感動しました。閉会の言葉を言う5年生は、卒園児でした。途中同じ箇所を何度かつまずいてしまい、言いなおしを一所懸命にしてちゃんと締めくくりをしました。西小学校のフレンドリーカップでは、3年生、4年生の「ソーラン節」の踊りの途中で、放送の音源が切れてしまい音楽が流れなくなってしまいました。前に立っていた先生は、咄嗟に大きな掛け声をかけ児童たちをリードしました。それを聴いて観ていた児童、保護者、先生たちは手拍子で盛り上げ、最後の掛け声「ヨウッ!」と、大きな声で締めくくった時は大喝采でした。
 練習通り本番も出来ることは、素晴らしいことです。しかし、予想をしなかった事が起きた時に自分はどうするのか?日頃やってきたことが自分の中にしっかりあれば、自分を信じ一緒にやってきた仲間や児童を信じやり抜くこと。これが出来たことは、達成感と自信に繋がることなのだろうと思いました。
 順調に行くことのほうがまれです。アクシデントから自分を成長させていく、立派にやり抜いた今回の二人のように、強い気持を持った人に成長していって欲しい、と思ったこの秋です。    園長 向田 まり子