４月だより
新しい年度が始まりました。新しい園児を24人迎え、また、進級した子どもたちが一つ上のクラスで保育が始まりました。不安な表情をしている子、やりたいことをすぐに見つけて遊びだす子、憧れていた遊具が使えて嬉しい子どもたち。様々な思いを胸に秘め、表情にもいろいろな感情が見え隠れしている子どもたちです。
新しい年度がスタートしても、社会状況はちっとも明るくないことが続いています。
年間行事予定でお知らせしていたことも、次々中止せざる負えない状態です。今まで当たり前のようにしていたことが出来なくなると、これでいいのかな？と、不安になる思いもあります。しかし、このような状況を前向きに捉え、そこから気づかされること、基本に返ってやること、当たり前があたりまでなくなったことから本当に必要な事って何？ピンチをチャンスに考える、この気持ちをもって見えないものの不安に私たちみんなの智慧で、立ち向かっていきたいと思います。「大丈夫！なえばはいつも元気」こんな気持ちを、今年も地域に発信していきます。油断は禁物！食べて、笑って、よく寝て！免疫力アップをしましょう。 親は
こどもの将来を
しあわせにとねがっている 子どもは いま
しあわせでありたいとおもっている「こころに つよく ひびいたから 」 阿部ヤヱ詩集
伝承の子育てを、私たちに伝えてくださった岩手県遠野市にお住まいだった、ヤヱさんのことばをお伝えします。ヤヱさんは、一昨年2月に永眠しました。たくさんの智慧を、私たちに授けてくださった方です。 緑園なえば保育園 園長 向田 まり子
